#コマンド
書式: #num,time[:time2],(picture),(picture:mask),(Sstring),(Sstring;string:string...),...
書式: #num,NO_LOOP
 
num : アニメーション系列の番号 (0~9)
time,time2 : 再生時間 (ミリ秒)
picture : 画像番号 (Gコマンドで指定した画像番号)
mask : マスク画像番号 (Mコマンドで指定したマスク画像番号)
string : 文字列番号 (Sコマンドで指定した文字列番号)

(例) #1,2000:5000,0,10:10,S0,S1:2:3
(例) #1,NO_LOOP

解説
アニメーションの1コマ単位での、画像データ、文字列データ、再生時間を指定します。

numはアニメーションの系列で、0~9の10系列のうちのひとつを指定します。

time,time2は再生時間を示します。time2が省略された場合はtime1が再生時間となり、timeとtime2が指定された場合はtime1からtime2
の間のランダムな数値が再生時間となります。
(例)  #0,3000,...  では再生時間は3000ミリ秒となり、#0,3000:6000,...では再生時間は3000~6000ミリ秒の間のランダムな数値となる。

time(time2) の後ろは、(picture)、(picture:mask)、S(string:string:...)の3種類から記述します。ひとつの#コマンドのなかで10組まで記述可能です。
(picture) の場合は画像となり、Gコマンドで指定した画像番号を指定します。
(picture:mask) の場合は画像となり、Gコマンドで指定した画像番号と、ペアで使用するMコマンドで指定したマスク画像番号を指定します。
S(string:string...)の場合は文字列となり、Sコマンドで指定した文字列番号を指定します。S1:2:3のように ":" で区切られた複数の番号(10個まで)を指定した場合は、その中からランダムに一つを表示します。
画像および文字列は、記述した順に上描きされて表示されます。

デフォルトでは各アニメーション系列は無限ループとなりますが、NO_LOOPを指定するとループを行いません。

(例)
 g0:pic00.bmp,64,30,11
 g1:pic01.bmp,64,30,9
 g10:pic00f.bmp,0,0
 m10:pic00fm.bmp,0,0,0
 s1,13,0,0,0,10,26,おはよう
 s2,13,0,0,0,7,40,ございます
 #1,2000:5000,0,10:10,S1,S2
 #1,200,1
 #1,2000,0

アニメーション系列 1 で、以下のアニメーションを行う記述です。
(1) [2000~5000]ミリ秒間、pic00.bmp、pic00f.bmpとマスク画像pic00fm.bmp、文字列「おはよう」「ございます」を各座標に表示
(2) 200ミリ秒間、pic01.bmpを表示
(3) 2000ミリ杪間、pic00.bmpを表示
(4) NO_LOOP指示がないため、(1)に戻る(無限にループ)